30代で借金がある人が選ぶべき4つの解決方法

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個人再生

隠している方も多いですが、30代で借金がある人は案外多いです。

奨学金の返済やクレジットカードの返済などで、実は毎月必死の思いで生活していませんか?

この上で、ギャンブルや投資での失敗が加わると・・・お先真っ暗な借金漬けの生活が始まります!

【30代の借金の特徴】
30代は奨学金の返済やクレジットカードの返済がある
生活費に困り、ギャンブルや投資に手を出してさらに悪化

 

どうしよう・・・

毎月の返済が追い付かない

 

急な出費があるからどうしてもキャッシングしてしまう

自分一人ではどうしようもない色んな理由があり、結果的に毎月借金事で頭がいっぱいになっていませんか?

このままだと結婚や老後の生活なんて考える余裕なんてない!

結果的に今の状況を受け入れて諦める方もいるとは思いますが・・・いえいえ!解決方法は山ほどあります!

きちんとした計画もなく借金返済を惰性で行うと、返済完了した時期には50代になっていますよ!

今回は30代の借金の解決方法を順を追って解説します。

僕自身が何度も経験した事なので、ぜひ参考にしてください!

借金を返済するか整理するかをシビアに判断することがとても重要

借金で困っている方のほとんどは、自分の借金やその返済金額、そして返済完了までの期間のことを正確に把握していません。

(そもそも正確に把握している人は返済計画もしっかりしている人です。)

僕も自分の借金をきちんと把握していませんでした!

来月の返済額は分かっているし、おおよそ何年くらいで返済できるかも知っています。

それで知っているつもりになっていたし、自分の暗い現状・・・借金の未来なんて考えたくないのが原因で、現実から目をそらしていました。

でも自転車操業も限界がきて、否応なく現実を直視する日が来ました。

それがこの記事になります→これが借金地獄だ!借金地獄の返済表を公開します

自分の借金やその返済にかかる期間、将来必要とされる資金など、衝撃の現実を直視して「借金の解決」を真剣に考える事となりました。

借金は返済できるのなら計画通り返済するのが一番ですが、実際に計画通り返済できますか?

その返済期間が10年ですか?それとも3年ですか?

その返済期間によっては、自分自身の人生が大きく変わります。

30代の借金は借金の返済額以上に返済期間は大切

30代の借金は特に返済期間が大切です。

もし返済期間が10年かかるのなら、35歳から返済すると、返済が完了するのは45歳です!

50代が見えてきます!

少しシミュレーションしてみますね。

あなたの年齢が今は30代で、年収が360万円だとします。

そして借金の総額は400万だとします。

その400万円を毎月72000円(年利18%)で返済すると、完全に返済が完了するまでに・・・10年かかります。

借入金額:400万円
金利:18.000%
借入期間:10年 (120回払)
返済総額:8,648,744円
支払利息総額:4,648,744円 月額返済額:72,074円
年間返済額(月額返済額×12):864,888円

年収が360万円なので月に30万円の給料から7万2千円を返済するので、実質の給料は毎月23万円程度です。

この状態で10年間頑張れますか?

そして頑張った10年後は、40代で無貯金の自分がいるだけです。

もしこの返済金額を貯蓄に回すことができたのならこのようになります。

返済する金額7万2千円を毎月の資産運用に回したら?
利回り3%のNISAなどの投資信託で運用すると
総額→最終積立金額10,061,382円(元金864万円)

このように比較するとお分かりですが、借金を早期に解決することで、人生をやり直すことが可能です!

そんなこと知ってるんだよ!
でも色々事情があって難しんだよ!

そんな声も聞こえてきそうです。

僕もそうでした・・・でも本当に難しい色んな事情なんでしょうか?

借金解決のハードルとなる色んな事情の真実とは?

僕自身も色んな事情があって借金の整理はできませんでした。

でも借金の返済が借りては返すという自転車操業状態になり、離婚という環境変化もあり、もう落ちるところまで落ちた・・・という気持ちになったときに「借金解決のハードル」を一度整理してみました。

【借金解決を阻むハードル】
①住宅ローンが残っている不動産がある
②結婚していてバレたくない(離婚になるかも)
③会社に借金のことがバレたくない(クビになるかも)

主にこのような理由です。

でもよく見るとお分かりですが、住宅ローンが残っていても債務整理はできます。
そして②と③はバレたくないのが本音であり、ただのプライドです。

バレて困るのは会社や妻ではなく自分です!

結局は自分が可愛かっただけか・・・自分を守るために自分の人生と、家族や会社に迷惑をかけてるだけか・・・

借金の返済で家族に迷惑をかけるわけですし、仕事中も借金の事で頭がいっぱいです。

借金をすぐにでも解決すればいいだけなのに、自分が傷つきたくない理由で、崖っぷちにいる現実を見ない自分がいる事に気がつきました。

結局は不要なプライドだけでした・・・

皆さんの「借金解決を阻むハードル」はなんでしょうか?

この部分を一度しっかりと見つめなおすことは何よりも大切です。

実は超簡単な4つの借金解決方法!

借金に対する自分の考えや、今後の人生について答えが出たら、いよいよ借金の解決方法を考えましょう。

借金の解決は大きく分けて二つの方向に分かれます。

【借金解決はこの二つだけ】
①借金を返済して解決する方法→3つの方法
②借金をなくす方法→一つの方法

一つ一つ検証します。

①借金を返済して解決する三つの方法

任意整理は返済方法を選ぶことができる

一つ目は任意整理ですが、任意整理はあなたにお金を貸した債権者と直接お話をして、元金部分だけの返済などの条件で返済を行う方法です。

【あなた】元金だけの返済でお願いします

【銀行】分かりました、毎月返済お願いします

メリットとしては、借金の返済先の相手別に返済方法を選ぶことができるし、ブラックリストには載りません。

あなたに資産があっても可能ですし、家族や会社にもほぼバレません。

デメリットとしては、元金部分が変わらない上に3年などの期間で返済となることです。

借金の額が多い場合はあまり効果はないかもしれません。

こちらでももっと詳しく説明しています→10秒でわかる任意整理

小規模個人再生は資産を残して債務整理が可能

小規模個人再生は一般的に言われている個人再生の事です。

小規模個人再生は借金の残債に合わせて、借金の減額を行い、その上で3年(5年もあり)にかけて返済することになります。

メリットとしては、住宅や車などの資産を持ったまま債務整理が行えるという事です。

デメリットとしては費用と時間がかかる事と、何よりも怖いのが「再生計画(返済計画)を債権者に承諾」してもらうことです。

この部分で皆さんが不安になります。

詳しくはこちらでも解説しています→10秒でわかる小規模個人再生

デメリットは会社バレや家族バレの可能性がある事と、官報に個人情報が載る事、そして返済引き続き返済をする必要がある事です(といっても減額されています)

給与所得者等再生は債権者の反対がなくても大丈夫

小規模個人再生で債権者から反対に合う場合は、こちらの給与所得者等再生となります。

給与所得者等再生の最大のメリットは、債権者の同意が不要という部分です。

再生計画を出し裁判所に認可されれば終わりです(ほぼ認可されます)

ただでメリットは・・・借金の減額がほとんどない事が多いということです。

あまりお勧めできない債務整理ですが、詳しくはこちらでもご説明しています→【給与所得者等再生】10秒でわかる給与所得者等再生は債権者の同意は不要

②借金を返済せずに解決する方法

借金を返済せずに借金を解決する方法についてご説明します。

これは皆さんもご存知の自己破産です。

自己破産は借金自体がなくなる

自己破産の最大のメリットは、借金が全額なくなるという事です。

個人再生のように借金を返済する必要はありません。

デメリットは車など一定の価値の自分の資産は持てないという事です。

自己破産についてはこちらでもご説明しています→【自己破産】 10秒でわかる自己破産

個人的な意見ですが、もし資産がなければ自己破産を選ぶようにしてください。

30代で借金があるのなら返済計画を立てるべき理由とまとめ

まだ30代だから・・・と思ってしまいそうですが、実は30代の借金の返済方法は今後の人生を決めかねます!

30代だからこそ、そこから返済にかかる期間と、返済後の年齢、返済後の資産をしっかりと予想してください。

【30代の借金のチェックポイント】
返済にかかる期間
返済後の年齢
返済後の資産

借金を返済すれば人生はやり直せますが、その返済でどの程度の期間が犠牲になり、本当にやり直せる年齢なのか?そこをじっかりと見つめましょう!

返済はできたけど50歳になっていた・・・

こうなるとそれが本当に現実的な返済なのか?・・・と疑問に感じます。

お金を借りて返せなくなるのは最悪です。

決して人に褒められることはありません。

でも法的にやりなおせるチャンスがあるのであれば、自分の今後の人生も考えて、解決の方法を選んでください。

このブログがそんな手助けになればと思います。

いつも応援ありがとうございます。

借金でお悩みの方はこちらの記事も併せてお読みください。
弁護士費用の分割と債務整理に強い弁護士へ相談する二つのメリット

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