【依存症を考える方向性は?】
- アルコール依存症の人が問題を起こしたらお酒や酒屋に責任がありますか?
- パチンコ依存症の人が問題を起こしたら、パチンコ店に問題?
- 依存症自体に目を向ける必要があると思います
借金ブログを書いていると「ギャンブル依存症」の方と知り合う機会が多くなります。
そういう方のブログなども読んで色々と考えます。
僕も依存症です。
そして僕の父親も高齢者のギャンブル依存症ですし、アルコール依存症でもあります。
さてよくある話ですが
アルコール依存症で刑事事件などの問題が起きた場合は
・・・飲みすぎた本人が悪い
こうなりますが
パチンコ依存症で借金などの問題が起きたら
・・・そんな台を置いてるパチンコ店が悪い!
(自分も悪いけどね・・・と、おまけ的な説明はつきますが)
・・・と、なぜか依存症自体ではなく、その対象が悪いことになります。
僕はこれは変だと思うんです。
例えばアルコール依存症で、いつまでも
お酒が悪い!
って言ってても治らないと思いませんか?
パチンコはギャンブルなので良いものではないでしょう。
脱税や不正送金やその他もダークな話がついて回ります。
でも依存症を語るのなら「パチンコの善悪」ではなく、依存症について語るべきだと思います。
「パチンコの善悪」を語るのはまた別の政治や税制やそういう問題だと思っています。
さて・・・今回はその依存症について考えてみたいと思います。
依存症の種類
①物質への依存
アルコール、ドラッグ、薬、ニコチン、カフェイン、過食や拒食など。
これは食べたり飲んだり、薬を摂取することで、肉体的や精神的な快楽を得られるものです。
お酒やタバコもここに入ります。
②行為への依存
ギャンブル、買い物、性犯罪、暴力、ゲームなど。
これはその行為を行う事で、快楽や安定を得られる依存です。
一時的な現実逃避もここに含まれます。
③対人依存
共依存、DV、児童虐待・・・などがあります。
これは対人関係で相手を支配したり頼ったりすることで心理的な満足を得ることです。
依存先に矛先を向けますか?
さて前述したパチンコ依存症ですが、なぜかパチンコ店や業界に牙をむけます。
僕はこれだと依存症は治らないと思うんです。
考え方を変えて、依存症には依存する対象があります。
お酒やたばこ、買い物やセックス、職場や友人そして子供・・・色々あります。
依存症を治すためにパチンコ同様
すべてを禁止にしますか?
それは無理でしょうしナンセンスです。
感情的に憎むのは分かりますが、専門家が依存症を分析するのなら
そんな個人的感情入れるとおかしくなりませんか?
依存症の原因
依存症の主な原因が寂しさや満たされない感情にあると言われています。
そしてその感情を、何かの刺激によって満たされることで「それに依存する」ことになります。
そしてその依存がどんどんエスカレートします。
満たされない感情を「人や行動や物」で埋めようとします。
依存症の治療
一度覚えた快楽などは 何かのきっかけで脳が思い出します。
なのでずっと依存症と戦う必要があります。
もしくはその原因となった「寂しさを埋める」他の何かを見つけるのも大事です。
それが健全な趣味なら一番いいですね。
何かに頼らない生活を続けながら、他の健全な趣味や生きがいを見つけてそれに没頭するのも大切な治療だと思います。
だからこそ、いつまでも依存対象を憎むのは逆効果だと思っています。
憎む=こだわってるってことですよね?
本当に興味がなくなれば何とも思わないようになります。
こちらのブログ記事も参考にどうぞ!
いつも応援ありがとうございます。