父親は高齢者のアルコール依存とギャンブル依存症です
そんな父親の依存症を治したくて色々と行動しています。
高齢者のギャンブル依存症の父親のパチンコ通いを止めようとしたけど、本人が辞める気がないので諦めました。
そして「パチンコ通いを止める」のではなく、適度に遊べるように方向を変えようとした前回の続きからの話になります。
パチンコで大敗した高齢者の父親
前回のブログでご説明したように、パチンコの仕組みやルール作りをした後、運良く調子よく勝ち続けていたので、本人にとっても気分が良い日が続いていました。
そういう時は僕がパチンコの仕組みを話しても、父親は素直に聞いてくれます。
今までのように直感で打たずに、釘調整・・・1000円でどの程度回るか?
それを基準にして打つこと。
イベント日などをしっかり調べる事。
そして・・・必ず昼食は取る事。
こういう話をしました。
でもいつか必ず大きく負ける時が来るので、大事なのはその時の考え方だよ!
そういうときほど冷静になるんだよ!
そう話をしてる時は比較的素直に聞いてくれていました。
父親としては初めての連勝が続いているので、普段なら耳も貸さないパチンコのルールの話も聞いてくれます。
しかし当然のことですがいつまでもパチンコの連勝は続きません。
ある日父親は大敗しました
帰宅は21時ごろ・・・普段は18時には夕食を取るので、その日は夕食も取らずに昼からずっと打ち続けていたことになります。
母親に聞く話によれば「帰宅後は何も話さずに機嫌が悪かった」そうです。
いくら負けたかはわかりませんが、致命傷を受けるほど負けたことは想像できます。
大敗の理由を聞いてみたら驚く返事が
父親に日を改めて会った時にパチンコの調子を聞くと、その日に持ち金の半分近くを一日で失ったそうです。
パチンコはギャンブルなので負けるのは仕方がありません。
勝ち負けで悔しい思いをするのは仕方がありません、ギャンブルなんで。
問題はその内容です。
釘調整は良かったのか?どの程度回ったのか?
勝っている時は正確に教えてくれるいつもの質問をしてみると・・・
あの台は夕方から何回出たからやり方が汚い
急に出なくなった
こんな感じで肝心の釘調整やスタート回数などの返事はありません。
もう過去のオカルト的な考え方に戻っています。
仕方がないので話題を変えて新台の話などをしてみました。
新台の「CRターミネーター」は確変突入率が10%と低いですが、一撃の魅力がある台です。
その話をしていると・・・
「確変突入率ってなに?」と驚く返事が・・・
もしかして・・・いやいやありえないでしょ!
でもまさか時短や確変を知らないのかと思って聞いてみました。
答えは・・・確変と時短の違いも知らずに、突確も知りませんでした。
ただ出てるか出ていないか?
時短も確変と思っているみたいで、ST機の事も知らずに打っていることも判明しました。
何も知らずに潜伏確変の台も捨てて帰ったでしょう。
突確で確変に入ったのに分からずにいたこともあったでしょう。
ドブを金に捨てるよりもったいない・・・
説明書も読まない聞きもしない
そもそも今まで何年間も、年金や小遣いでパチンコを打ってたわけです。
勝った時には自慢げに「パチンコ論」を話すので、父親が自分でよく打つパチンコ機の基本的な性能程度は知っていると思いました。
ただ怪しいと思ったことはあったんです。
それは保留の色の事です。
パチンコを打つ方はご存知だと思いますが、スタート回数はストックされるのですがその際に赤色や金色に色が変化する場合があります。
その場合は大当たり期待度が上がります。
そして父親に赤保留や金保留、レインボー保留の話をしても「なにそれ?見たことない」と返事をした時に一抹の不安は感じました。
きっと詳しい演出は知らないんだろうな?
その時はその程度の疑惑でした。
演出は勝ち負けには関係ないけど、当然知らいないより知っているほうがいいので
次に打つときは「台の横にある説明書」くらいは読むように言っていたんです。
父親は一度も説明書は読んだことがないそうでした。
まそれで今までよく打っていたな・・・とは思っていましたが、まさか確変と時短の違いも知らずに打っていたとは・・・
そしてルールは破られた
そしてある日、父親はルールを破ってパチンコに行きました。
それは昼食は取ることです。
一緒に作ったルール作り後に、たまたま勝ちが続いていたこともあり、父親もそれ以来は昼食後にパチンコに行くようにしていました。
父親本人も「昼から行ったほうが全体の流れが分かるから」と言っていたはずなのに・・・その大敗後、朝一番からパチンコに行っていました。
たった一回の負けで元に戻ったわけです。
僕自身は父親に対しての怒りと諦めが混じった妙な脱力感に襲われています。
パチンコを楽しむことはできないのか?
何が大当たりなのかもわからずに打っていたのか?
それとも知っているけど、たまたま言葉足らずだったのか?
どうなるのか様子は見ていきたいと思っていますが、かなり不安が残ります。
もしかすると僕が想像していた状況より、もっと酷いのかもしれません。
高齢者のギャンブル依存症は想像を超える状態なのかも?
依存症の父親の状況は引き続きブログでまとめていきたいと思っています。
いつも応援ありがとうございます。