私は総額800万円以上あった借金を個人再生で返済中なのですが、今だからこそ感じて思うことがあります。
それは「あの人(あそこ)で借りなくて良かった・・・」と思う相手のことです。
いま借金で困っている方、今後債務整理を意識している方、ぜひ私の考えをも参考にしてください。
今回はできるなら借りない方がいい相手についてブログでまとめました。
お金に困ってるけど借りる相手がいない
借金もどんどん増えると、そのうち銀行や貸金業者もお金を貸してくれなくなります。
貸してくれないどころか利用限度額が減らされたりして、借りて返す自転車操業も不可能になってきます。
いきなり借入枠が減らされるとパニック状態になります!
詳しくはこちらでも書いているのでぜひ参考にしてください。
【衝撃体験】キャッシングの借入限度額がいきなり減額された!
借金が増えると今まで利用していた貸金業者から借り入れもできなくなり、もちろん新規の借り入れの審査も通らなくなります。
お金がないけど借りられない!
借りる相手がいない!
食っていけない!
そんな最悪な状況におかれます。
借りてはいけない相手から借りようとする
普通にお金が借りられなくなると、手を付けてはダメなところからお金を借りようとします。
お金がないと生きていけないので当然です!
考えるのは・・・街金(金利高め)や闇金(完全アウトです)、手っ取り早いのは友人、そして勤務先の会社です。
私の場合は、これはすべて行動寸前まで行きましたが、思いとどまり回避しました。
結果的に手を出さなかったからその後の債務整理がスムーズにいきました。
では実際にここで借りたらどうなるのか?
どんなリスクがあるのか?
なぜ手を出さないと債務整理がスムーズなのか?
それについてご説明します。
ここで借りたら債務整理が面倒な理由
では借りてはいけない理由とそれぞれのリスクを一つ一つ検証します。
街金や闇金
まず街金や闇金ですが、金利高めの借金をすると遠からず資金はショートします。
今月アウトなのか?数か月後にアウトなのか?その違いだけです。
ただそれだけで終わらないことが問題です。
そもそも闇金は相手が債務整理をしようと関係なく取り立てしようとします。
最初から違法で金貸しをしているので、弁護士が何を言おうと関係ありません!
人生のやり直しで債務整理をして返済や督促を止めるつもりが止まらない!
そんな面倒なことになるので手を出さないでください。
ここで借りても借りなくても、闇金でしか借りられないの状態ならすでに状況はアウトです。
友人からお金借りて債務整理できるのか?
個人再生などの債務整理をすると、一部の人にだけ返済をするのは禁止されています。
友人に借りた場合は友人も再生計画の対象となります。
といっても借用書があるわけじゃないので厳密に対象となるわけではありませんが、債務を隠していることになるので少し面倒です。
また債務整理をしても友人に返済をこっそりすることは可能です。
でもそのお金はどこから出るのか?
返済金額が多いとちょっとややこしくなるので注意が必要ですし、人間関係が壊れることが多々あるので避けたほうがいいです。
会社から借りると債務整理も就業もかなり面倒
社員貸出制度などで会社からお金を借りる場合があります。
私も土下座してでも借りようと思ったことがあります。
ただもし今後債務整理をするのなら、会社に迷惑がかかる可能性が高いです。
債務整理をすると、そもそも債権者平等の原則なので会社にも勝手に返済はしてはいけません。
会社としては借金で困っているので社員にお金を貸すと債務整理された!ってことになります。
ただでさえ借金持ちということで評価が下がっているのに、そのうえ借金を債務整理となると最悪です。
借金が解決しても、それと引き換えに大切な職場での立場も失ってしまうことも十分にあるわけです。
後戻りできる借金をするのが良い
借金まみれになって明日のお金がなくて困ると、将来なんてどうでもいい!とにかく今が大事!
そんな考えになるのは十分に理解できます。
私もまったく同じでした。
もしお金になるのならマグロ漁船でも乗っていただろうし、会社も辞めただろうし、最悪は家族も裏切ったかもしれません。
でも今考えると本当に会社や友人に金銭的な迷惑をかけず、闇金や犯罪まがいなことなどに手を出さなくて良かったと思っています。
そうなると借金は解決しても、その後の人生がどうなっていたのか?
考えるだけで恐ろしくなります。
借金は行きつくとこまで行くのではなく、やり直せるギリギリのラインで判断すべきというのが私の経験談です。
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