普段の生活で「裁判所」とか「弁護士」とか・・・普通は接することは少ないですよね?
少ないというか皆無ですよね?
でも個人再生を行うようになれば・・・弁護士との関係が急に身近になります。
そういう「裁判所や弁護士」という未経験の部分も、意を決して個人再生に踏み切ろうとしてるのに方にとっては不安でもあり、またどうすればいいか判断をしにくい部分じゃないでしょうか?
特に気になるのが弁護士費用との関係!
費用が安い・・・弁護士だと不安がある?
高い弁護士は有能だから高いの?
ネットの検索上位の弁護士の方がいいの?
やはり経験もあって安い司法書士だと難しいの?
そんなことを・・・きっときっとたくさん悩むと思います。
自分の借金を毎日悩んで、明日の支払いを悩んで、そして弁護士の先生をどうするか悩む・・・
悩みのクライマックスの時期かもしれません。
ただ結論から言います!
弁護士費用と個人再生の成功は比例しません!
今回は弁護士費用や、個人再生の成功率、弁護士の事務所のネットでの検索順位との関係性などについて考えたブログ記事にしました。
弁護士費用ってどの程度?
個人再生の実費自体はそんなにかかりません、数万円程度でしょう。
一番費用がかかるのは、弁護士の先生に委任する費用です。
1.着手金(成功しなくても発生する固定費用)
2.成功報酬(成功した場合に支払う費用)
3.実費(輸送代など事務処理にかかる費用など)
こういう感じに個人再生でかかる費用の内訳はわかれます。
ただし中には成功報酬が不要な弁護士の先生もいるし
地方や個人再生をする方の借金状況によっては、裁判所が個人再生委員を立てる地域もあります。
個人再生委員が必要な場合は別途費用が掛かります。
また相談内容(住宅ローン特則利用など)によっては費用がアップする場合があります。
なので数万円程度の実費別として
着手金+成功報酬、もしくは着手金のみの費用・・・
これが個人再生費用の目安
実費以外をすべて含めて
おおよそ30万円~40万円程度(住宅ローンがない場合)ではないかと思われます。
住宅ローンがあり、住宅ローン特則利用を利用する場合は
40万円~70万円くらいだと思っているといいです。
ちなみに司法書士の先生の場合は、代理で業務を行うというより代理で書類を作成する意味合いが強いので、住宅ローンがあったり案件が複雑な場合は少し物足りない部分があるかもしれません。
一生に一度(?)のことなので、自分が納得する先生を選ぶことも大事です。
同時に!納得できる料金設定であることも大事です。
結局どっちの弁護士がいいの?
最終的に選ぶ場合の判断基準ですね。
これは難しいと思います・・・多分ギリギリまで迷う部分でしょう。
ここで経験上のアドバイスです(判断は個人責任でお願いします)
僕の経験を元に選ぶ基準は二つあります。
弁護士を選ぶ基準
①フィーリング
基本は、自分がこれだ!と思う弁護士です。
やはり自分の今後の人生を任せるので安心して委任するのが良いと思います。
話してみて話しやすい、親身なってくれる、知識が豊富・・・そして安心感がある。
そういった色んな条件のバランスが大切です。
②費用
それでも候補の弁護士の先生は複数いる!
どっちがいいか?迷う場合は、僕の経験上は費用が安い方の一択です!
基本的に個人再生が反対によって失敗した場合は、そのまま自己破産に移る場合が多いです。
その場合は・・・さらに費用がかかります。
(同じ弁護士の先生だと多少安くしてくれる場合があります)
今後(失敗)の事も考えて、複数の後方の弁護士・・・どっちも甲乙つけがたい・・・って場合は、弁護士費用の安い方が良いと思っています。
10万円でも大きいですよ!
高い安いは無関係!やることは同じ!
弁護士の先生の経験や能力の問題は気になるところです。
しかし・・・どんなに気になっても事前に知ることはできないわけです。
なので・・・この先生は高い費用を取るから有能だ!
この事務所は古いから期待できない・・・
そんなこと関係ありません!
大事なのは、弁護士の先生に相談に行く前に、事前に個人再生の事を徹底的に勉強しておくことです。
その上で弁護士の先生とお話をすると・・・その先生の考え方や経験値などの判断材料になります。
ネットの検索順位は無関係!
僕の場合は検索順位が上位の先生ともお話ししました。
「個人再生専門!」って出ていたので
・・・やはりお願いしたくなりますよね。
ネットにはほとんど出ていない先生ともお話ししました。
え?大丈夫なの?と心配になったりもしました。
確かにネットの検索上位で、個人再生専門なら多少は安心できると思います。
でも大事なのは・・・費用対効果です!
コストパフォーマンス!
30万円の弁護士の先生でも、60万円の弁護士の先生でも
やることはほぼ同じです!
ネットに出てる=これはただ目立ってるだけです。
個人再生って、とんでもなく難しい裁判をしてるわけではありません。
決まった書類を用意して裁判所へ説明して認可を得るだけです。
複雑な事情がなければ書類だけ用意できていれば、ほぼ問題ありません。
それに弁護士の先生が受任してくれた時点で、ほとんど大丈夫です。
あなたが隠しごとをせずにすべて話して
あなたが心を許せて
話す内容に説得力があって
弁護士費用も想定内であれば・・・それが正解です。
相談する前に個人再生の事を勉強して、たくさん準備をしてください!
このブログにたくさんの経験談も書かれているので、ぜひ参考にしてみてください。
念のために・・・今回は経験談でのアドバイスですが
最終判断は自己責任で!
いつも応援ありがとうございます。