いま考えると「あの決断」をしたから、今の自分があるってことありますよね?
僕の場合は、今のように「借金地獄から抜け出したきっかけ」になる決断が三つあります。
その決断が・・・その後の人生を左右する事を、その頃にはわかっていません・・・それは今考えると分かる事です。
そして、その三つの決断がなければ、今の自分はなかったと思います。
今回は借金地獄から抜け出す「三つの決断」について、ブログでまとめてみました。
自宅の売却は借金解決の大きな決断の一つ
ローン中の自宅の売却は大きな決断でした。
後で考えると「自宅を売却」しなくても個人再生で解決できたんですが、その頃は自分が借金の解決で個人再生をするなんて思ってもいません。
そもそも自宅のローンの保証人が親戚だったので、自宅がある頃に「自己破産や個人再生」などは考える事もありませんでした。
例え自分が債務整理をしても、その借金は保証人に行く・・・そう思っていたので「自宅があることが借金解決の壁」となっていました。
自宅を売却して借金の返済に回す!
その頃は、その程度の考えだったんですが、この自宅の売却がその後の「離婚のキッカケ」となり、その離婚がすぐに「個人再生」に繋がるので、自宅を売却したこと、その結果離婚したこと、同時に自宅がない事でフットワークが軽くなったことは、その後の生活に大きな影響を及ぼすことになりました。
いま考えると「ローンをなくしたい」「売ったお金で借金を減らしたい」そんな決断が、その後の人生の方向を決めたわけです。
離婚は借金解決の大きな転機となった決断の一つ
自分の人生を変える決定的なことは「離婚」です。
それまでは・・・結婚している頃は、すべてを家族単位で考えていました。
家族がいる事で勇気をもらえ、元気がない時も力をもらえますが・・・逆にそのせいで行動が重たくなります。
家族がいるので、自分一人の考えで決める事ができないのは当然です。
特に借金問題を解決するには「家族を巻き込む」恐れがあります。
ところが「離婚」という選択をすることで、悲しさや辛さが襲ってくる反面
すべてを自分の判断で決める自由も戻ってきます。
保証人があった自宅がなくなり、家族に迷惑がかかる恐れがある状態が「離婚」という選択によってなくなる。
自宅の売却、離婚・・・ほんの少しの期間で、借金の前で自分がおかれている状況が劇的に変わったわけです。
確かに大切なものを失いました・・・でもその反面、大きなチャンスも訪れました。
これはこの後の自分の人生において大きな転機になりました。
会社へ個人再生の説明は大きな勇気となった決断の一つ
最後の大きな決断は・・・会社に借金の事を正直に話したことです。
個人再生を行う場合は「退職金計算書」が必要になります。
退職金計算書についてはこちらの記事も参考にしてください。
この退職金計算書をもらう必要があり、会社に話すかどうか悩みました。
例えば就業規則や賃金規定でも代用はできます。
例えば住宅ローンの審査のためと、退職金計算書をもらうために違う理由を作ることは可能です。
でも・・・もう借金の関係することで嘘はつきたくありませんでした。
仮に嘘をついて「退職金計算書」を入手しても、自分の気持ちの中で「いつバレるのか?」そんな不安を持って仕事をするのは嫌です。
個人再生なんて一生のうちに何度もするものではありません。
借金問題が解決し、やっと人生をやり直せるのに・・・
「バレるのが嫌だ」
そんな事でこそこそ生きることはしたくありません。
何を言われようが正直に話そう!
それでダメなら仕事を辞めてやり直そう!
今後は堂々と生きるんだ!
そんな今後の自分の考え方の基本になる・・・そんな前向きな気持ちになれた。
いま考えると、自分でもあの頃の自分を褒めてあげたい決断でした。
あの決断があったから、今がある・・・まとめ
結局今の自分があるのは・・・
①自宅の売却
③会社へ個人再生の事を相談
この三つがあったからです。
この三つ・・・本当に勇気がいりました!
そして大変でした・・・
でもあの時に、この決断をしたから今があることは確かです。
そしてこの決断は自分にとって大きな大きな転機となりました。
皆さんもそんな「決断」はありますよね?
いつも応援ありがとうございます。