過去の記事や他のブロガーの方の借金の記事を読んで、今になって「過去の借金状況」について色々と気がつくことがあります。
そんな僕は今では個人民事再生を選んでそちらに進んでいます。
以前に比べると本当に明るいというか元の性格に戻ってる気がしますが、同時に過去を決して忘れないと決心しています。
そんな自分のために・・・そして今現在、借金で苦しんでる方の参考になればと思い、人生SOSのサインが出ていた頃について、このブログ記事で自己破産や個人再生、そして任意整理などの債務整理のタイミングを考えるキッカケになればと思って整理します。
今から1年以上前の話になります。
その頃の事を思い出したり、借金の返済資料などを読むと、今でも心が苦しくなります。
いや本当に心臓が痛くなります。
そんな頃「借金の返済限度を超えた時期」の経験をまとめてみました。
借金で頭のおかしかった時期
それは僕の借金がまだ中期の頃です。
いや・・・もう末期に近いかな?
その頃の僕は、いつものように投資で失敗してすぐにでも明日のお金が欲しくて
(明日のお金というのも再投資のお金ですが)
もうこの頃は、自分の手元に投資をする資金がないと不安なんです。
この時点で考え方が変です。
でも自分の頭が変な状態になっていることに気がつきません。
ほとんど漫画のウシジマくんの借金持ちの考え方です。
パチンコするお金が欲しいから借金!
今考えたら何かおかしい・・・そんな世界にいました。
そしてその頃はなぜか・・・
まだ自分は普通の人の世界に戻れる
根拠もなくそう思っていました。
いや「自分は普通の世界にいる」と思っていました。
「誰でもローンくらいある!車のローンを払ってると思えばいい・・・」
そう思い込むようにしていました。
でも現実は違うんですよね・・・
人生詰んだサインの点灯
どうしてもお金が欲しくて、銀行の方の協力もあり「カードローン」の申し込みをしたんですが・・・
当然普通に申請しても保証協会からアウト
さらに再申請もしても保証協会からアウト
なので銀行系のカードは作れないわけです・・・この時点で気が付かないとダメだったんです。
もう借金で終わりだよ!おまえ!
って・・・サインは出ていたんです。
でもその頃は、そんなサインには気が付きません。
根拠もなく・・・「きちんと借りれたら返済はできる!」と思ってました。
でもその割には自分の借金の総額や毎月の返済利息がいくらか?月にいくらお金が残るか?そういうことも整理できていません。
今考えるとその頃の自分の考え方に驚きますが・・・その頃はそういう状況でした。
そして銀行系ローンができない僕が
この後とった行動は
サラ金からの借り入れでした。
とにかく必死でしたし、お金が手元に入れば根拠もなく
「これでどうにでもなる!」
そう思っていました。
漫画の登場人物のようにはならない・・・はず
本当はもう色々終わってるのに
自分は絶対に漫画みたいな状況にはならないはず
ああいうのは特殊な人たちの話!
自分は違う!そう思っていました。
「ウシジマくん」読んでも
「ここまで酷くないな・・・」「普通はここまで堕ちないだろ」
そんな違う世界を見る感覚・・・ですが、実際はそうじゃなく
マンガの世界のように極端ではないにしても、ほぼ同じ世界にいました、あの漫画の世界にいる債務者と同じ考えです。
借金で人生が詰んだと気が付いてから
もう自分は終わってるんだ・・・そう気がついたのは給料日になってもお金は残らず
すぐにキャッシング・・・自転車操業になって数カ月してからのことです。
・多少危ない仕事でも給料が良ければと考える
・一日のほとんどの時間はお金の事を考えてる
そんな自分に気がついて、そんな崖っぷちの自分を見つめなおして「本当にどうにかしないとダメ」だと、今まで目を背けていた借金に向き合いました。
そして決定的にショックを受けたのは・・・細かい部分まで返済表を整理して自分の1カ月の収支表を出したことです。
その結果・・・ほとんど利息だけを払う生活
何年先を見ても手元には小銭しかない生活
それに気がついたわけです。
高い金利の借金の怖さはここでご覧ください。
金利18%の借金返済をシミュレーションしてみた結果が絶望的すぎた
この後はそれでも完済しようと、副収入や投資計画を再度練り直したるする期間(本ブログの初期)に入りました。
そしてなぜか運良く「個人再生できる環境」になったことで(現在のブログ)勇気を出して個人再生に踏み切ることになったわけですが・・・
この頃のことを思い出すと
そしてこの頃の返済計画表を見ると
あの絶望の気持ちを思い出します。
もう自分の人生は「返済するだけで」終わり!と思っていたので、今の自分は2度目の人生を歩んでるようです・・・実際そうです。
決して忘れちゃダメなことはたくさんありますが「前より良い人生にするかしないか」は今後の自分次第ってことです。
いつも応援ありがとうございます。