今回は金利についてお話しします。
というのも借金ブログで有名なある方のブログを読んで、色々と感じたからです。
最近、その有名な借金ブロガーが、またまた投資を始めたようです。
まあそう展開するだろうな・・・と思っていました。
4月末で身内の金利無しの借金を引いた残債が200万弱程度で、おまけに投資に100万以上投入しています。
現在の残債の金利も13%とかですが、高くても15%・・・もう十分に返済どころか完済も可能です。
多分、順調に返済するとブログの意義がなくなるので、ここらで「ぶっこき演出」が入るころかな?と思っています。
でももし予想とは違ってその方が順調に返済するのなら心から尊敬します。
だって完済ですよ!!
誰のこと?って思われるかもしれませんが、借金持ってる方なら大体が知ってる方です。
僕も最初の頃に本気で応援していました。
さて話は戻ります。
いつものように「結果だけ知りたい!」って方は、目次2の「10秒でわかる総額800万円の金利の恐怖」をクリックして飛んでください。
もう少し読みたい方は目次7の「必ず金利を入れてシュミレーションするべし」を読んでください。
できれば最後の目次8も金利について考える意味では・・・と軽く勧めてみます。
高金利のところから借りた理由
僕の借金総額のほとんどが金利17%~18%の高金利となっています。
なぜそんなに金利が高いところから借りたのかについて、その部分からまずはご説明します。
そもそも最初はここまで借金が膨れ上がるとは思ってもいませんでした。
なのでどこかの銀行にキチンと借りるというより、手持ちのカードを利用して「すぐ返すから・・・」と自分に言い聞かせ、楽に借りれるところから借りてたわけです。
最初は「手持ちのクレジットカード」のキャッシング枠の利用です。
当然金利は18%です。
そのうちその手持ちのクレジットカードもキャッシング枠が天井に張り付き、それ以上借りられなくなり・・・次のクレジットカードのキャッシング枠に手を出す。
これもまた18%です。
これ以上クレジットカードでのキャッシングが難しくなってきたころに、A8ネットで「キャッシングカードを申請」しまくりカードを作りまくりました。
これはA8ネットのセルフバック狙いでしたが、結果的に「申請ブラック」という最悪の状況になっていました。
※申請ブラック
色んな金融業者に申請すると、それも信用データーに残るので「こいつ申請しまくってるな?」「危ないんじゃないか?」って状態になりブラック登録される事です。
当然以降の審査は厳しく条件も悪くなります。
そうこうしてる間に・・・条件のいい金利の「ろうきん」などでも審査が通らないし、とにかく銀行ではローンを申し込んでも蹴られまくり・・・
結果的に金利の高い業者さんからの借金が複数増えた感じです。
※中には最初の頃に借りた銀行の低金利のローンもあります。
この辺もいつか詳しく話したいですね。
10秒でわかる総額800万円の金利の恐怖
▼ここから10秒でわかるスタート▼
まずはこの図をご覧ください。
これは800万円を金利18%のところから借りて、それを10年で返済すると想定したシュミレーションです。
はい・・・これでわかるように、10年で1500万円を返済する形になります。
1500万円ですよ・・・
▲10秒でわかる終了▲
1500万円を返済してる間に同僚は1200万の貯金
これだと毎月12万7千円の返済ですか、実際は最初の頃は18万6千円程度・・・88回目の返済(約8年)にして、やっと毎月の返済が10万円以下になります。
僕の場合は、毎月17万円程度の返済でしたのでおおよそ計算は合ってると思います。
まあここはわかりやすく、毎月17万円返済とします。
これは本当に毎月節約です・・・辛いです、惨めです。
そういう辛い思いを10年間続けて、飲みに誘われても断り・・・遊びにも行かず・・・休日の日は家で寝るだけ・・・そうやって1500万円を返済してる間に、同じような年収の友人は、毎月10万円は余裕で貯金できるわけです。
さらに7万円は僕よりたくさん小遣いとして使えます。
10年後・・・
僕は⇒完済したけど貯金ゼロ、楽しい思い出ゼロ
友人⇒貯金1200万円以上、楽しい思い出たくさん
これが現実です、これが金利18%の恐怖です。
だから借金ブログで金利がない借金は入れてほしくない
借金の重さは・・・これは人それぞれだとは知っています。
僕も800万円以外で金利のない借金はありますが、このブログでは入れていません。
でもそれを入れて何をアピールしたいのか?
やはり「水増しブログなのかな?」とか思ってしまいます。
まあそれ以上に酷い「架空ブログ」もあるのでグレーゾーンでOKとしましょう。
個人再生に踏み切った理由
僕が個人再生に踏み切った理由はたくさんありますが、その中で二つ紹介します。
きっと同じように悩まれてる方もいらっしゃるのでは?と思っています。
実はまったく逆の目的の理由がありました。
一つは「したくてもできなかった理由」
もう一つは「したくて仕方がない理由」
①まず個人再生を行いたかった理由
まずは個人再生を行いたかった理由の説明です。
これは先ほどの返済での金利が理由です。
それは完済に向けて自分の収支表を付けて、借金を正面から見据えるようにした頃です。
表を作りながら、その返済金額の凄さに驚きました。
同時に「これは死ぬまで借金なくならないな・・・」とか思っていました。
コツコツ返済しても10年!
それもその間は自分のすべてを犠牲にするわけです。
自分に原因があるのは知っていてもこれはショックでした。
②個人再生を行えなかった理由
今度はそれでも個人再生や自己破産をせずに、完済に向けて頑張るしかなかった理由です。
それは簡単に言うと仕事関係やプライベートな理由で「連帯保証人」になっていたからです。
当然、連帯保証人である自分が債務整理を行えば、債権者にも迷惑が行く可能性が高いわけです。
特に仕事がらみの「連帯保証人」の場合は、僕が債務整理をしたら「会社に知られる事になります」
これが、したくてもできなかった理由の一つです。
そして転機が訪れる
コツコツ副業などで返済していこう!そう決意し心を閉ざしてがんばってた僕にも、不思議と転機が訪れるわけです。
これはその頃の状態がブログに残っています。
結果的には債権がなくなり「連帯保証人を外れる」ことになったわけです。
「これはもしかして一度しかないチャンスなのか?」
・・・その頃の心境は本当にこれでした。
必ず金利を入れてシュミレーションするべし
▼もう少し知りたい方はこちら▼
もし今借金で悩んでる方がいるのなら、あと残債がいくら?ではなく、金利を含めた形でシュミレーションしてください。
そしてその返済期間と金利込みの返済額、わかりやすく言えば貴重な時間も費やしてるわけです。
それも幸せな時間ではなく、辛い崖っぷちの心境で・・・延々と続くわけです。
▲おすすめはここまで▲
借金は本当に計画的にすべき!
よく広告などで「借金は計画的に」てな感じの宣伝がありますが・・・本当にそう思います。
もし僕がきちんと借金の予想をして、最初から金利の安いところで借金をしてたら・・・今とは違う展開になっていたかもしれません。
今、借金をすべきか悩んでる方がいるのなら・・・安易に簡単なところで借りないでください。
借りる事より「計画的に返済」、そして万が一に備えて「追加で借りても問題ない状態」をイメージしてローン計画を立ててください。
安易な借金、これは後でボディーブローのように響きます。
いま借金について考えてる方!もう一度見直してください。
金利の高いところでの借金はあとでもできます!
いつも応援ありがとうございます。