禁パチ3ヶ月目の気持ちと生活の変化

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ギャンブル

12月20日で禁パチ禁スロをして3ヶ月となります。

といっても気合を入れて「もうパチンコなんてやらないぞ!」と始めたわけじゃなく、なんだか急にバカらしくなって、なんとなく店に行かなくなって・・・気がつくと1カ月、そして2カ月と過ぎていき、今となってはせっかくなので「本気で禁パチを継続」しようかという感じです。

なので「気合を入れて頑張ろう!」と思っている方の参考にはならないかもしれませんが、なんとなく「パチンコをやめようかな?」と思っている方の一つの参考になればと思い、今回はパチンコに行かなくなって3カ月の心境などの変化についてブログでまとめてみました。

依存症なのにパチンコに行かなくなったキッカケ

パチンコに行かなくなった理由はたくさんあります。
父親は高齢者なのに少ない年金を持ってまでもパチンコに行きます。
肺がんになったのに、タバコの匂いが充満するパチンコに行きます。

そんな姿を見て、自分の老後が怖くなったのも理由です。

こちらがそんな父親のことを書いたブログです→【ギャンブル依存症の末路】 父親は末期のパチンコ依存症、高齢者のパチンコ依存症はこれだ

でも直接的なきっかけは・・・99分の1の甘デジで800回以上も回したけど、結果的に一度も当たらず(最後まで当たらず)・・・なんだかそんな事でパチンコに急に嫌気がしてバカらしくなったことです。

せっかくの経験だしこの怒りをもってパチンコ行くの休憩しよう!

これがキッカケでした。
そして一時的な禁パチを始めて、気付いたら3ヶ月が経過していたといった感じです。

パチンコに行く時間が消えた禁パチ一カ月目はかなり辛かった

今となっては行かない事に対しての辛さはそこまでありませんが、禁パチ一カ月目はそれなりに辛かったです。

仕事終わりも毎日といっていいほどパチンコに行く生活だったわけなので、それが急に行かなくなると「生活の大半を占めていたパチンコの時間が消えるので」何をすればいいのか分からない空いた時間が発生します。

この空虚な時間がかなり辛いのです!

そもそもこの時間のせいで禁パチを中断する人も多いはずです。
僕の場合は、とにかく頑張って仕事をしまくること、そして仕事が終わり帰宅するとまずは風呂に入って部屋着に着替える事を徹底しました。

僕は風呂に入ると外出したくなくなるんです。
これを利用しましたね・・・でもさすがにそれができない土日などの休みの日は辛かったです。

ちょっと様子を見てみるだけ…

そんな気持ちに何度も何度もなりました。
でもこれって禁煙中の「ちょっと一本程度・・・」と同じ理屈ですよね?

今は冷静にそんな事も言えますが、その頃はさすがに辛かったです。

2カ月過ぎてもスロットに行きたい気持ちは消えない

始めの頃は「行きたくて行きたくてたまらない!」という気持ちが毎日あったとしたら、2カ月目にはその「行きたい気持ちが」出る頻度も少し下がります。

頻度は下がるけど行きたい気持ちは消えません。

さすがに仕事帰りに行く気は消えましたが、やはり土日や連休などの休みは行きたい気持ちがかなりアップします。

この頃の対処としては、土日にはたとえつまらない用事でもどんどんスケジュールに入れました。

例えば友人と出かける約束もしたし、一人でも映画とかに行くようにして前日からチケットを購入したりしました。

とにかく空き時間を作らない!
行きたいと思えば昼でも風呂入って布団に入る!

最初の頃と違って行きたい頻度は下がったけど、それでも危険な休日などの対策はしっかりとした感じが2か月目です。

3カ月目に入るとあきらかに変化を感じる

この頃までは自分の中では「禁パチをする!」という心構えというより、「パチンコ店に行くことを休む!」といった立ち位置でした。

なので年末や正月にはパチンコに行くと自分では思っていました。
でも3カ月に差し掛かると変化が生まれます。

・・・せっかくやめたのに今さらパチンコやスロットに行くのがもったいない!と感じるようになりました。

これは禁煙して数カ月目の頃と同じ感覚です(いまもありますが)
せっかくやめたのに今からタバコ吸うの?といった感覚と同じです。

そして一番大きな変化は金銭感覚です。

たまたま買った3千円ほどの安い服があったんですが、買った後に気がついたんですがサイズが合わないんです。

それを返品するには結構手間がかかるので、3千円を我慢して着るかどうか?ということになるんですが・・・それがどうも我慢できないんです。

3千円がもったいないと感じます。

その時に「じゃあパチンコで3千円負けたと思えば…」と自分に言い聞かせたんです。
パチンコで3千円なんなんとも思わない金額だからこそ、そう言い聞かせたつもりが・・・

パチンコで3千円でも千円でももったいない!

そう感じる自分がいました。
・・・気持ちの変化(金銭感覚)にちょっとした驚きです。

その変化に気がついたときに・・・「よし!本気でやめよう!」と心に誓うようになったわけです。

【禁パチ禁スロするまでの流れ】
何気なくパチンコに行くのをやめようと思って2カ月経過
自分の変化に気がついて本気で禁パチ宣言

YouTubeのスロット動画を観まくった結果

今まではスロットの動画など見て結構失敗した記憶があったので、なるべき観ないようにするのがいいとは思うんですが、今回は行かない時期もYouTubeなどの動画をよく見ていました。

何度も言いますが、最初の頃は「禁スロや禁パチ」の意識がなかったので、そんな理由もあり動画を見ていました。(本気でやめる意思はなかったということです)

それが不思議なことに・・・動画を見たからといって行きたいという気持ちがないんです。

見ても行きたいと思わない・・・これは今回不思議な体験です。
理由は自分でもわかりません。

禁パチや禁煙などにゴールという成功はあり得ない

薬物依存症の清原さんが「日々やならい日々を積み重ねる」と言っていましたが、僕は禁スロや禁パチ、そして禁煙もそれと同じだと思います。

成功した!達成した!というゴールはなく、やめる日々を積み重ねる必要があるし、それは死ぬまで続く事でしょう。

その覚悟を持っておくと・・・変な言い方ですが少し結構気持ちが楽になります。

今は行かないけど、来月には行くかもしれない!

そうならないように日々積み重ねよう!

そうならない生活を日々作っていこう!

今はそんな考えです。

普段はパチンコの事なんて忘れて、もう行かなくても平気な気分だけど、やはりいつ再発してもおかしくないのが依存症です。

そういう意味でも「パチンコ店に対する怒りをもって禁パチ禁スロ」するのは危険だと思います。

それこそいつまでも頭の片隅にとらわれている事になりますよね?

僕は痛いほど嫌な思いをしたパチンコ店にそういった形の怒りは持っていません。

やっぱり悪いのは自分ですし、怒るべき相手も自分です

しっかりと自分の依存症自体に怒りの矛先を向けないと、パチンコをやめたとしても、他の何か・・・例えばネットやTwitterやお酒などに依存しそうな気がします。

これからもスリップしないように頑張ります、そして今後は本気で禁パチ禁スロします!

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