当サイトは、事業の失敗や投資での損失で、誰にも言えない800万円以上の借金を作り、高金利での返済での地獄の日々を送り、それを債務整理という手段で解決した日々を書いている生体験ブログです。
最近はネットで「個人再生」「借金」「ブログ」で検索すると、このブログが出てくるので少し驚いています。
同時にせっかく来られた方のために、さらに内容も少し充実させてみました。
今回は個人再生の準備を行うと「家計的にどのような変化が起こるのか?」そして「口座凍結された銀行窓口に行った経験」そういった部分に絞ってブログにしてみます。
個人再生で前回までの流れについてはこちらになります。
合わせてお読みください!
個人再生受任通知後の家計
今までの状況を説明しますと、僕には「800万円の借金」があり、その返済のために生活を切り詰めて切り詰めて・・・毎月返済をしていました。
その返済金額は月に17万円以上です。
そして返済金額のそのほとんどが利息の支払いだけです。
個人再生の手続きに入ると返済が止まる(返済してはダメになる)ので、当然と言えば当然ですが、かなりのお金が手元に残って驚いています。
なんと毎月17万円以上!残るんですよ!
これは本来は借金を返済するためのお金なんですが
今は個人再生の準備で「弁護士の先生から債権者へ受任通知が送られているので」返済をストップしてる状態です。
なので返済分のお金がまるまる家計として残る状態です。
【弁護士の先生が受任通知を金融業者へ’送るとどうなるか?】
債権者(お金を貸してる側)に弁護士の先生からの受任通知が届くと
①返済の督促がなくなります
②同時に少額でも返済してはいけません
借金の返済をストップした状態で、そこから弁護士の先生への分割での依頼代金を払っても、毎月9万円ほど残るので・・・本当に驚きます。
おまけに個人再生の手続き中なので、投資もすでにしていないのでお金は減りもしません・・・
逆に言えばこれが普通の生活!!ですね。
早くこの状態が自分にとっての普通の状態としてあって欲しい・・・と願っております。
神様・・・個人再生成功させてください・・・
でも個人再生って失敗もあるんでしょ?
現在の余裕資金
弁護士の先生に委任する直前に、手持ちのFX口座からお金を全額引き出しておいたので、少しは手持ちのお金が残っていました。
そんなお金が今現在、手持ちで17万円ほどあります。
久しぶりに現金でこれだけのお金を持っています。
こんな大金持っていると怖い・・・でも口座に入れることはできない・・・
口座に入れると金額がハッキリしすぎて、今後提出していく家計簿の計算が面倒になるので、手持ちの現金として保有しておくのがベターです。
なので久しぶりに10万円以上の現金が財布にある状態です。
この17万円をどうするか?
まずは小遣いとして3万円ほど、残りはタンス貯金にします。
いや・・・デビットの口座にも2万円ほど入れておきます。
(クレジットカードはダメですがデビットカードは大丈夫のようです)
このデビットカードですが知らない弁護士の先生もいるようです。
デビットカードについて弁護士の先生がよく知らない場合も想定できるので、使用に関しては予めご相談される方がいいかもしれません。
それにしても、これが一般の人の生活なんだよね・・・ただ一つ違うのはこのお金は使えない!いや残しておかないとダメだって事!
たくさんあるけど・・・見るだけのお金です。
とにかく勘違いしてパチンコとかに行くな!と、言い聞かせています。
そしてクレジットカードや銀行口座の確認
大事なのはクレジットカードのネットでの登録や、クレジットカードでの自動引き落としなどの確認(当然すぐに止めておかないおダメです)をしておくことです。
また債権のある(借金をしてる)銀行の口座も、今後は凍結の可能性が高いので残金などを確認する必要がります。
ちなみに簿記の場合は受任通知後すぐにすべて凍結されました、いや正確にはレ〇〇だけ残して他はすべて凍結です。
なぜレ〇〇だけ凍結されないのか??
理由は不明です・・・逆にこういった些細なことが怖い・・・
※後でわかったんですが手続きの問題だったそうです。
参考までに、凍結された銀行口座にはお金の入金もできません・・・1円入金を試してみました。
この口座はご利用できません!と出ました。
金利18%の怖さ
少額なら気がつきませんが、借金の額が増えると金利が重くのしかかります。
いま個人再生に興味があり悩んでる方がいるのなら、こちらの表もぜひ参考にしてください。
800万円の借金を金利18%で10年で返済した場合。
僕の場合は理由があってほとんどが高金利での借金となっていました。
すべてが18%ではありませんが、平均してその程度なのでシュミレーションしました。
返済期間は10年で800万円の返済。
恐ろしいことに返済総額は1500万円を超えることになりました。
来週はいよいよ資料作成
来週からは、個人再生申し立て用の書類をいよいよ作成開始です。
【個人再生申し立て用の書類?】
個人再生は裁判所に「こういう理由と状況なので個人再生の手続きを始めていいですか?
こんな感じで「申し立て」をするところから始まります。
そのための書類が必要という事です。
ちなみに「書類不備」もしくは「該当しない」場合は申し立てしても却下される場合があります。
話は戻りますが、まずは家計簿です。
これは残高を合わせばなんとかなりそうですが、その残高合わすのが大変そうです・・・
家計簿作成のコツはこちらを参考にどうぞ!
【個人再生の家計簿で嘘】個人再生での家計簿の書き方のコツとレシート添付や家計簿の嘘
家計簿以外で以外で必要と言えば、通帳の履歴です。
その地域によって必要とされる書類は少し違ってくるようです。
提出すべき通帳履歴も2年の場合もあるようですし、1年の場合もあります。
僕の場合は1年分の提出でしたが、1年分の履歴がきちんと記帳されていないので、銀行に行って記帳されていない部分の履歴取り寄せないとダメみたいです。
・・・これ結構大変です。
それに記帳してもらうには、支払いを止めてる銀行に行くわけなので気が重いな・・・
保険証書や車検証なども必要です。
保険証書は生命保険などでの満期の払い戻しの確認などで必要ですし、車の車検証は持ち主の特定や車の価格の目安で必要みたいです。
購入後何年?
とかざくっと聞かれる場合もあります。
簡単に言えば「資産の可能性があるものは全て提出」となります。
その他にも提出すべき書類はたくさんありますが、また随時ブログにアップしていきます。
ちなみに弁護士の先生から「きちんと記入するようにもらった陳述書」はすぐにできそう。
というのも質問に答える形での記入なので案外楽です。
陳述書ってどんな感じ?って思われた方はこちらの記事もどうぞ。
ここでは簡単!とか言ってますが、やはり全てが初めての事ですし・・・色々と不安がある作業なので、気持ちはずっと張り詰めています。
書類準備開始
まずはメイン口座の通帳の未記帳をどうするか?
これからですよ・・・
ちょうど通帳の記入欄がいっぱいになって、新しい通帳にするのに放置しちゃって、3カ月ほど未記帳の部分があるんです。
そりゃあ窓口に行き明細を発行してもらうしかないんですが・・・支払いしてない僕が行くのに・・・大丈夫なんでしょうか?
そして窓口で記帳お願いしますと言ってら逆に
銀行職員「支払いしてください!」
とか言われそうで・・・ないのは知ってるけど・・・
とりあえず悩んでも仕方がないので窓口へ行きました。
「すみません。未記帳の部分があるので明細がもらいたいんですが・・・」
受付「ちょっとお時間かかるけど待ってもらえますか?」
この時、僕にはこう聞こえました。
おい!ちょっと店長呼ぶから待ってな!
おまえ支払いしてないだろ!支店長呼んでくるから待ってろ!
本当にこういう気分・・・でも、当然普通に明細をもらえましたし支店長も来なかったし、おまけに費用も無料!
うわ!いくらかは有料だと聞いてたので嬉しい誤算です。
心配してたのがバカらしくなるほど簡単に解決しました。
そして準備に準備に準備!
今のところ、これ以外の通帳未記帳はないはずです。
ついでに、すべての銀行口座の明細をコピーしました。
※この後にこのコピーが無駄だと知りましたが(弁護士の先生がします)
全部名声のチェックををしたとは思いましたが、でもきっと忘れてる休眠口座もあるだろうな・・・
用意できた書類
保険証書のコピー、通帳のコピー、家計の状況など、重要な「家計の状況表」※家計簿は思ったより苦労します。
家計簿は簡単に考えすぎていました・・・結局、借りて返してを一か月の間に何度もしてるのでそのお金の流れが本当に複雑で苦労しました。
おまけに電話代などはカード払いなのに、ストップしたカードの場合は・・・
なぜかそのカードの支払い明細が見れない!
明細が見れないので家計簿作成が本当に難しんですが(嫌がらせ?それとも他に見る方法があるのかな?)でも万が一のために事前に取った明細があったので、なんとか・・・かろうじて対応できた感じです。
もし個人再生をされる方が見られているのなら、カードも明細は事前に保存しておくと後々楽になります。
資料のファイル化
そして、提出する資料はすべてクリアファイルにまとめてみました。
自分でもわかるように、そしてきちんと提出できるように
なにより・・・
自分の負の記録を残しておくように!
借金を一気に減らそうってことなんだし、こんなことで苦労とか感じたらダメです。
(のちのち分かったんですが大変なのはこの時期だけです)
個人再生についてお悩みの方はこちらの記事も併せてご覧ください。
弁護士費用の分割と債務整理に強い弁護士へ相談する二つのメリット
自分が崖っぷちにいて、まだまだ人並以下だってことを忘れないようにします。
いつも応援ありがとうございます。