借金生活の限界に気がついた時の心境を表現した

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借金地獄

借金地獄という現実にどうすれば気がつくのか?
気がついた時の心境はどうだったのか?

これ、実際に借金で苦しんでいる人の多くは・・・真正面から自分の借金問題に向いていない場合が多いと思うんです。

自分の場合も同じで、借金がある状況は知りつつも、正面から借金に向き合ったことはありませんでした。

なので自分の借金と自分が置かれている状況を、真正面から受け入れた時のショックは普通じゃありませんでした。

今回はその時の心境を、できるだけ上手に表現するので、いま借金がある方は一つの比較参考としてください。

自分では異常な状態に気がついていない日々

借金地獄はいきなり訪れるものでもなく、頻繁に借金をしていると気がつくとそういう生活になっています。

借りては返すという自転車操業が日常化して、すでに正常な生活とはかけ離れています。

でもこの状態にいきなりなるわけじゃないので、知らぬ間にそういう異常な生活に慣れてしまっています。

【異常な生活に慣れていく過程】

毎月5千円のリボ払い → 毎月3万円のキャッシングの支払い→

毎月7万円のキャッシングや記入業者への支払い →

どこかで一時的に借り入れて返済 → 借りて返済が日常化

これは「借金に慣れていく過程」をイメージしただけですが、ほとんどがこういう形で「お金を借りる事」に慣れておくと思います。

言い換えれば・・・異常な状態にいつのまにか慣れるわけです。

生活の節々で異常な状態を実感はするけど

こういう借金地獄が異常だという事を、日々のちょっとしたことで思い出すことがあります。

友人や同僚と休日の予定などを話す時。

財布の中身にお金がない時。

缶コーヒーを買うにも悩むとき。

税金の支払いをする時。

給料をもらった直後に関わらずお金がない時。

テレビで国民の平均貯蓄額とかを知った時。

それ以外にも色入りあります・・・

おおよその場合は、自分の状況と他の一般的な人の状況を比較するときに・・・

自分が異常な状態だ・・・

そのように思うんですが、ただ・・・ここからがややこしいのです。

ドアを開ければ元の生活があると思っている

自分の体験をもとに表現すると・・・

今は苦しいけど、それを乗り越えて、ドアを開けると・・・

そこには元の生活、みんなと同じような生活が待っている!

少しだけハンデはあるけど戻れるはず!

ドアの向こうには元の生活がある!

こう思っています。

・・・こう思っていました。

これは現実と違うただの思い込みなのですが、そう思う事で事実を受け入れる恐怖を和らげ、偽りの現実を自分の心に刷り込んでいました。

ドアの向こうには何もなかった

ドアの向こうには何かある!それが唯一、辛い今の生活を耐える希望です。

でも根拠はありません。

ただドアの向こうに行けば戻れると思ってはいます。

そして・・・

ドアを開けて直視することができない・・・

それが借金地獄の時の自分でした。

ドアの向こう側!現実を・・・見るのが怖いんです!

だから弁護士にも相談できないし・・・

でも限界が来ます。

そして否応なく自分の借金を正面から見る時が来ます。

ドアを開ける日が来るわけです。

・・・そしてドアの向こうには何もありませんでした。

知っていました。

知っていたけどショックです。

もう自分は普通の人ではないと実感した瞬間です。

これが借金の限界に気がついた時の、僕の心理状態の表現です。

この時の心境だけは今でも忘れる事ができません。

今、借金があって返済に苦しんでいる方、そして自転車操業になりかえている方。

一度でいいので自分の借金の相談を他の誰かにしてみてください。

受け入れがたい現実と向き合うことが絶対に必要です。

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