日本はこの先・・・3人に1人が高齢者になると言われています。
そういうこともあり「働き方改革」や「年金問題」など、高齢者が多い社会でも対処ができるように制度は変わりつつあります・・・
あと17年後の世界。
今年産まれた赤ちゃんが、その頃には高校生の世界。
今年成人式を迎えた人が、もう40歳手前の働き盛りの世界。
このブログでもたびたび2035年問題、そしてあと10数年後の世界について警鐘を鳴らしています。
最近、自分の将来設計のために色々調べてるんですが、他人事ではないフレーズが飛び込んできました。
それは「下流老人」や「高齢者の借金問題」というフレーズです。
そういうこともあり今回は2035年問題で自分自身にもありえる「下流老人」や「高齢者の借金 」について考えてみました。
高齢者の借金問題
最近の話ですが、高齢者の自己破産者が増えてきているようです。
高齢者の場合は100万以下の借金でも「自己破産」は認められてるようです。
問題はなぜ自己破産してるのか?
なぜ借金があるのか?
その部分です。
高齢者の借金の原因
まずはお金が無くなるよくある原因としては、自分の生活費用の他に、子供やお孫さんにお金を使っているケースで数千万円の預貯金がありながらそれを使い切ってしまうケースだそうです。
その上、病気や事故や介護費用、なかには年金を十分にもらえない高齢者もいたりします。
さらに所有不動産の固定資産税が払えない・・・
自宅の不動産を担保にお金を借りた・・・
そういった原因でお金が無くなり借金ができてるケースが増えているようです。
ちなみに自宅を担保にして生活資金などのお金を借りる制度をリバースモーゲージと言います。
このブログでも以前ご紹介してるので一度ご覧ください。
こういう理由や諸事情が重なり、いわゆる「下流老人」が生まれてくるわけです。
どんな人が下流老人になりやすいか?
どうやら下流老人になる人には、共通した特徴があるようです。
おおまかには三つです。
やりくりが下手
投資意欲がある
多重債務がある
これだと誰でも該当しそうです。
特に若い頃にFXなどの投資で多重債務を作った人は・・・下流老人の資格が大いにあるってことじゃないですか!(自分自身を大いに含む)
そういうことで作ってみました。
下流老人チェックシート
これはネットで「下流老人の特徴」を検索調査し、それをまとめた表です。
あくまでも参考までに利用してくれたらいいです。
逆にこれに一つも該当しない場合は「下流老人」の心配はほぼないってことですね。
※下流老人の可能性チェックシート(〇が多ければ要注意)
この表を参考に考えてみると、若いうちに自宅をもってローンを済ませて貯蓄をするといいようですが・・・無理です。
若いうちに「自宅を持ち」「ローンはなく」「貯蓄がある」・・・何度も言いますが無理です!
下流老人の借金は子供に引き継がれる
これは想像がつくことだとも思いますが「自分の人生だから下流老人でいい!」と思っていても、その借金は子供に引き継がれます。(もしくは身内)
これは遺産相続の問題です。
借金はあっても普通の人なら多少の資産も残るはずです(生命保険とか)
なので当然、資産も借金も相続として引き継がれます。
ただし!相続人は相続放棄ができます。
※相続の開始があったことを知った日から3ヶ月以内に手続きが必要です。
下流老人にならないための3つのポイント
そう考えると若い頃にも下流生活をして、老後も下流老人・・・悲しすぎます。
仕事もやることもなくて・・・競輪競馬やパチンコ、そして無謀な投資・・・そういう未来が見えます。
そんな悲しい可能性の未来を、少しでも・・・いやぜひ回避したいので考えてみました。
先ほどの三つの特徴の逆を行えばいいわけです。
下流老人の特徴
やりくりが下手
投資意欲がある
多重債務がある
じゃあ下流老人にならないようにするにはどうすればいいのか?
下流老人にならないために
やりくり上手じゃなくても無駄遣いせず計画性ある資産運用
無理な投資意欲は持たないけど、余裕ある堅実な投資
債務は早いうちになくす(法的整理含む)
ここでは年金をもらう年齢の時の生活費と足りない金額を記事にしています。
そのためには「働かなくても入ってくる収入」が大事になります。
ネットでの収入、投資、資産運用・・・その他です。
いますでに下流の僕が、下流老人にならないようにするには、まだまだ人生のハードルが高いようです。
いつも応援ありがとうございます。