昔からの読者の方はご存知だと思いますが、私の父親は高齢者のギャンブル依存症です。
誕生日で子供からの小遣いも「これでパチンコに行ける!」と、本人を目の前にして喜ぶ中毒です。
自分が打っている台が、ST機なのかどうかも知りません。
ただ・・何も考えずに打つだけです。
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【ギャンブル依存症の末路】 父親は末期のパチンコ依存症、高齢者のパチンコ依存症はこれだ
そんな父親にも、とうとう依存症の末路と言える時期が来ました。
高齢者のギャンブル依存症の末路がどうなるのか、ぜひお読みください。
ギャンブル依存症の父親が肺がんになった
以前から肺の弱い父親でした。
肺が弱くて軽い肺気腫と言われていたので、呼吸器はつけずに生活していたんですが、そんな状況なのにタバコの煙で辛いはずのパチンコに行きます。
当然、僕も他の身内も「パチンコやめたら?」や「マスクくらいしたら?」などと健康に気遣い声をかけますが、そんな意見なんて聞きません!
最近では「そんなに好きなら好きなようにしたらいいかも?」と、老後くらい好きなことをしてもいいかな?と諦めていました。
そんな父親が体の不調で病院に行くと、肺に癌があることが分かりました。
肺がんです・・・
いつかは?と覚悟はしていましたが「まさか肺がん!」と、本人も家族もショックです。
肺がんの原因はハッキリわかりませんが、もちろんパチンコ店での受動喫煙も大きな原因だと思われます。
肺がんの父親が発した言葉
その日からは当然パチンコも行かずに、何度も精密検査をする日々です。
まだ具体的にどのように治療をするのか?
手術が可能なのか?
抗がん剤の治療となるのか?
それとも・・・
まだ具体的なことは決まっていません。
そんな時に何気ない会話の中で、ちょっと気になったので聞いてみました。
「さすがにパチンコに行きたいとは思わないよね?」
肺がんの原因でもある、パチンコ店での受動喫煙を当の本人も知っているはずなので・・・後悔している事でしょう。
父親から返ってきた言葉は・・・
「行けるなら行きたい!」
驚きました・・・なぜそこまで行きたいのか分かりません。
それでも毎日酒は飲む
パチンコだけではありません。
もちろんパチンコは行きたいけど、結果的に行けないということなんですが、お酒はそうじゃありません。
まだ禁止はされていませんが、今はお酒も控えるべきです。
でも飲みます。
おまけにお酒を飲んでも大丈夫な持論を展開します。
父親は・・・パチンコ依存以上に、アルコールの依存症でもあります。
父親が依存症の末路を迎えて思う事
僕は「パチンコが悪い!アルコールが悪い!」とは、あえて言いません。
悪いのは依存する体質です。
何かに依存していると、高齢者になるともっと依存する範囲が広くなると感じました。
うちの父親は、仮にパチンコじゃなくても、他の何かに依存する事でしょう。
そして依存する事は誰でもあることです。
それはとても身近にあります。
父親を見て思うのは、依存する体質があれば悲しい結末になるということです。
父親の場合は、パチンコとお酒ですが、実際には他にも依存しまくりの体質です。
でもね、もし元気でいてくれるなら・・・
好きなだけパチンコもして
好きなだけお酒も飲んで欲しいと思います。
矛盾していますよね?
でもこれが今の気持ちです。
いつも応援ありがとうございます。