個人再生の認可後について月に一度のペースでブログに書いていますが、認可後半年が経過した今・・・
いったいどう変わったのか?
認可後に何があったのか?
認可後にどうすれば良かったのか?
その三つの視点で分かりやすくまとめます。
個人再生申し立て中の方、借金で悩んでる方、認可後はこんな感じですよ!
認可後にあった変わった出来事
では認可後にあった主な出来事をまとめてみます。
主な出来事といっても、実際は認可後に債権者がどのように行動したのか?
債権者の行動、それについて説明します。
※債権者~あなたにお金を貸した人や業者
①銀行口座が強制解約
まさか!これには驚きました。
個人再生の受任通知後の凍結は覚悟していましたが、まさか口座の強制解約までは想定外でした。
ちなみに強制解約されると口座に残った残高は債権の返済にあてられます。
強制解約されたその銀行で申し込んでいたローンも、当然ですが今回の個人再生で手続きしたんですが・・・認可後になって改めて口座を解約しようと思って窓口に行きました。
まあ残高はほとんどなかったんですが、使わない口座を持っていても仕方がないので整理したくて行ったわけです。
普通に銀行に入り窓口で解約の申し込みをして待っていると・・・
そうすると・・・いきなり別室という少し離れた窓口に呼ばれるんです。
そこで・・・
キッスさん大変申し訳ありませんが、契約上債務整理をされたら口座を解約となる・・・
てな感じで、責任者が申し訳なさそうに説明してくれます。
いやいや!
申し訳ないのはこちらです!
口座が解約になったのならそれで大丈夫です
ありがとうございます!
・・・って言い残し銀行を出ました。
詳しくはこちらでも書いています。
②債権譲渡
これにも驚きました。
認可後、数カ月もして弁護士の先生から連絡がありました。
弁護士の先生から久し振りに連絡があるもんだから、かなりビックリするわけです。
もしかして漏れていた債権があったのか?
それとも返済ができていなかったのか?
ところが弁護士の先生の説明を聞くと・・・個人再生の対象の債権者から連絡があり
債権を譲渡したので、今後はそちらに払ってください・・・
との事でした、いやぁ焦りました。
認可後の生活の変化
認可後の生活は人によりけりだろうと思いますが、自分の場合は積立金も戻り借金返済も減るので・・・生活にいきなりゆとりができます。
といっても、申立て中にすでに本来なら返済すべき借金は止まっている(返済してはならない)ので、すでに生活は楽になっています。
では申立て中と認可後の何が違うのかって言うと・・・
お金を自由に使うことができるわけです。
申立て中はまだ認可、結論が出ていないのでお金は自由に使いにくい状態です。
でも認可後は返済だけしていれば自由に使えます。
この感覚は久しぶりです。
認可後に気を付ける事
これから個人再生を行う予定の方、いま申立て中の方、認可後に気を付けることをアドバイスします。
①いざという時のお金は確保しておく事
これはわかりきったことですが・・・今後(信用が戻るまで)は、何をするにもローンは組めません。
例えば車が故障して買い直す場合にも現金が必要です。
何かのためにクレジットカードは使えません。
なので最低限の資金は確保しておく必要があります。
そしてこのお金を確保しておくことがストレスになります。
②賃貸住宅は借りにくい
賃貸住宅は「信用保証協会」を通しての契約になる事が多いです。
そしてこの「信用保証協会」が金融系の保証協会なら、保証はつきません。
もちろん賃貸契約も不可となります。
金融系以外の「保証協会」もあるので、そちらでは審査は通りやすいとの話もあります。
③生活スタイルが変わらなければ同じことが繰り返される
借金が解決したからすべて解決!
そう思っちゃいますが、実はそうでもありません。
大事なことは、借金の原因となる事柄自体が解決しないと、また同じことが繰り返されるって事です。
例えばパチンコ屋ギャンブルが原因で借金を作ったのなら、このギャンブルを止めないと高確率で同じような状況になります。
そう考えると生活環境を変える期間が長い個人再生より、短期間で借金が解決する自己破産の方がギャンブル再発率が高いと言われることにも納得ができます。
【個人再生認可後の生活のまとめ】
個人再生が認可されたその後は・・・こんな感じで新たな人生がスタートします。
一言でまとめると・・・
生活スタイルが変わらなければ何も変わらないよ!
そういうことです。
せっかくのやり直しのチャンス、二度とないであろうチャンスなので、やはり生活スタイルをしっかりと見なすことが何よりも大切です。
がんばってやり直します!
いつも応援ありがとうございます。